予防接種を赤ちゃんが同時接種するとき気をつけることは？持ち物は？

予防接種はそのワクチンによって回数や時期が細かく決められており、早いものは初回が生後2ヶ月頃からというものもあります。

国で定められている定期接種のもの、親の判断に委ねられている任意のものがあります。全て合わせるとかなりの数になりますので、子供一人一人に予防接種スケジュールをしっかり管理しておく必要があります。

また、医療の発達とともに、予防接種の内容も年々変わっていくことが多いです。

私の子どもは姉妹間の歳の差が2年ほどですが、やはり種類も増えていたり金額が変わっていたりしたので、1人目の知識だけでは判断しかねることが多かったです。

種類によってはワクチンでほぼ100％防ぐことの出来る病気もありますので、赤ちゃんの予防接種の必要性、また予防接種を受けるにあたっての注意点を詳しくまとめてみました。

予防接種を赤ちゃんで同時接種できるのは？

今ではわりと定着してきているようですが、数年前にはワクチンの同時接種というのはあまり聞き慣れないものでした。

現在ではほとんどの小児科医は同時接種を推奨していると思います。

同時接種の最大のメリットは、一度に何本か打つことで赤ちゃんの負担を減らすことができるということと、免疫がつくまでの時間を短縮させることができるということではないでしょうか。

また同時接種のリスクについてはないということでデメリットは特にないようです。

同時接種できる組み合わせについては、全てのワクチンが同時接種出来るわけではなく、例えば、定期接種のものと任意接種のもの、不活化ワクチンと生ワクチンなどは同時に受けることができません。

小児科医と相談の上、同時接種を進めていくといいでしょう。

赤ちゃんが予防接種するときに気をつけることは？

一番気をつけなければならないのは、予防接種を受ける当日の赤ちゃんの体調です。

基本的には37.5度以上の熱がある場合受けることができない病院がほとんどです。

予防接種にはごく稀に副反応が起きることがあり、その副作用でさらに悪化してしまう恐れがあるからです。

それに、赤ちゃんの身体にとっても負担がかかります。

食べ物のアレルギーがある場合は必ずその食べ物、どれくらいの症状が出るかなど詳しく病院に伝えましょう。

例えば卵アレルギーがある場合、インフルエンザワクチンは受けられないことが多いです。
アレルギーの程度にもよりますので必ず担当医に相談しましょう。

予防接種を受けた後は、外出を控えてなるべく家でゆったりと過ごしましょう。

入浴はしてはいけないということはありませんが、注射した患部は擦ったりしてはいけませんので、身体を洗う際は十分に気をつけて下さい。

予防接種の時の赤ちゃんの持ち物は？

外出する際に必要な持ち物に加えて、必ず必要になるのが母子健康手帳です。

ここに全ての予防接種を記録していきます。各予防接種の用紙は出産した時に自治体より冊子がもらえると思いますが、万が一、紛失してしまっても病院には常備してありますので慌てることはありません。

ただ、事前に自宅で記入していけるので病院へ行ってからの動きがスムーズになり効率的です。

任意の予防接種に関しては、かかりつけの小児科で継続して受けた方がよいでしょう。

予防接種スケジュール表をもらえることが多いので二度目以降はこれを持参しましょう。

もちろん毎回別の病院で受けることは可能ですが、同じ病院の方が単純にわかりやすく困ることが少ないように思います。

まとめ

仕事に家事に育児にと、目まぐるしい毎日の中で、忘れがちになるのが予防接種です。

実際、私も一人目の時には熱心に予防接種について調べたり、なるべくスケジュール通りに受けていたように思うのですが、二人目になるとさらに多忙になり誰がどれを受けるのかわからなくなってしまうので、整理しながら管理しています。下の子の予防接種を忘れたこともあり、結局受ける時期がずれてしまい効果が多少薄れてしまったこともあります。

担当医は受けないよりはマシと仰いましたが、反省しております。

任意の予防接種は、現在認可されているもの全て受けないといけないということはありません。

もちろん全て受ける方もいらっしゃいますが、金額もそれなりのものになってきますしある程度は取捨選択していかなければならないでしょう。

その為にも、それぞれのワクチンとその病気について勉強し、知識をつけていってほしいと思います。