健康って大事!

健康が第一!お役にたちますように・・・

湿布でかぶれてかゆみがあるときの治し方と再発しないための予防の仕方は?

   

shippukabure

肩こりや筋肉痛、打撲や捻挫の痛みを素早く緩和する湿布薬。

気軽に使う人が多いですが、かぶれ、かゆみなどの副作用に悩まされるケースもよく見られます。

とくに肌が弱い人はすぐにかぶれてしまうので注意しないといけないですよね。

今回は湿布でかぶれが起こる理由やかぶれの治し方、予防する方法を調べてみました。

スポンサードリンク

湿布でかぶれてかゆみがでてきた!

湿布を貼ってかぶれてしまう理由はいくつか考えられます。

・もともと肌が敏感で、汗などで蒸れて起こるもの

・湿布の粘着成分や、剥がす時に肌に与える刺激によって起こるもの

・湿布薬に含まれている薬剤や配合されている有効成分の刺激によるもの

(有効成分の中でも、効果の高いインドメタシンやフェルビナクは刺激が強いと言われます。

また、温湿布には唐辛子エキスを含んでいるものもあります。)

・特定の波長の紫外線を浴びて起こる「薬剤性光線過敏症」によるもの

(湿布を貼っている箇所や、湿布を剥がして間もない箇所は、直射日光に当てると光線過敏症が起こりやすくなります。

モーラステープなどケトプロフェンを含む湿布で多く見られます。)

特に光線過敏症は、あまり知られておらず、症状が出てから注意書きを読んで知る人も多いようです。

湿布でかぶれたときの治し方は?

「湿布かぶれには軟膏」と安易に市販の軟膏を勧めるサイトを見かけますが、

薬で起きたかぶれをまた薬で抑える、というのは素人判断ではあまりお勧めできません。

まず湿布を剥がして患部をそっとしておきましょう。

かゆみが辛いようなら保冷材をタオルでくるんだものをそっと当ててクールダウンします。

スポンサードリンク

お風呂は血流を良くし、かゆみを強くしてしまうので、シャワー浴程度で済ませておく方が良いです。

かゆみがどんどん強くなるようなら、皮膚科を受診して適切な薬を処方してもらいましょう。

肌への刺激を考慮して飲み薬のかゆみ止めを処方してくれる皮膚科もあるようです。

湿布でかぶれないように予防するには?

湿布を使う時に皆さん当たり前にやっているのが、長時間貼りっぱなしにすることだと思います。

特に肌色のテープタイプのものは、目立たないのと剥がれにくいのとで、

一日中貼ったまま過ごす人が多いようです。

でもこれがかぶれの一番の原因。

湿布を続けて貼るのは6時間程度を目安にしましょう。

肌が弱い人や子供の場合、また、目立つ場所に貼っている場合には3~4時間ではがすようにします。

湿布の効果は長時間貼っていれば長く効くというわけではありません。

また、入浴後すぐに貼るのは、汗の蒸れでかぶれが起きやすくなってしまいます。

湿布は入浴前30分までに剥がし、入浴後は30分~1時間以上経ってから貼りましょう。

モーラステープに代表されるケトプロフェンが含まれた湿布を使った時には、

貼った後4週間程度は、念のため患部を直射日光に当てないようにしておきましょう。

また、病院で処方される湿布薬を家族や友人にもらって安易に使い、

副作用が起こってしまうケースが多いようです。

湿布薬も「お薬」であることに変わりはありません。

自分が湿布薬を使いたい時は、病院で自分の湿布を処方してもらうか、

薬局で自分に合う湿布薬を選ぶようにしましょう。

市販の湿布では「サロンシップL」が肌に優しいタイプとして売られています。

まとめ

SNSを見ると、湿布を絆創膏のように気軽に貼る人が多く見られますが、

医療の技術が進歩し、湿布の薬剤成分が強くなってよく効くものが増えたので、

湿布も医薬品だと認識して使う事が大切です。

特に、過去に一度でも湿布でかぶれた経験がある人は、安易に湿布を使わず、

薬剤師や医師に相談して自分に合うものを使うようにしましょう。

スポンサードリンク

 - 病気

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


  関連記事

偏頭痛と吐き気があるときの応急処置と原因。予防の仕方

偏頭痛といえば、「ズキンズキン」と激しく脈打つ痛みで、 スポンサードリンク 吐き …

パーキンソン病の症状と原因と初期からの経過はどうなる?

パーキンソン病は、中年以降に発症することが多い難病です。 スポンサードリンク 指 …

口内炎が痛い時に早く治す食べ物や市販薬は何がいい?

スポンサードリンク とっても痛い口内炎ですが、口内炎で会社を休んだり病院に行った …

耳が突然、聞こえないし耳鳴りがするのは何?治療の仕方は?

突発性難聴という言葉、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。 近頃では、 …

痰が絡む咳がなかなか治らない原因と治し方は?

スポンサードリンク 痰が絡む咳というのは、何らかの病原菌に対して体が拒んでいる状 …

トイレが近くて透明な尿や残尿感がある女性は多い?病気なのか?

頻尿で悩むのは年配の方だけではありませんよね。特に女性は身体の作り上、男性よりも …

運動後の頭痛や吐き気の原因は?治し方はどうすればいい?

気持ちよく運動をしていた時には気づかなかったのに、運動後に頭痛や吐き気が。 スポ …

足に赤い斑点があるけどかゆくない原因は?何かの病気?

スポンサードリンク お風呂でふと見たら、足に赤い斑点が! でも、痛みやかゆみがな …

歯がしみる時の応急処置と原因は?これは知覚過敏なの?

スポンサードリンク 冷たいものや熱いものを食べた時にキーンと歯がしみてしまう、と …

白内障の原因と症状や治療の方法は?生まれつきの場合は?

白内障は、高齢の方がなる目の病気というイメージがありますよね。 そもそも、白内障 …