左腰が痛い原因は？ストレッチや治し方をしって緩和させる方法は？

腰痛にはいろいろな出方があるので、人によっては左だけ痛い、ということも起こります。

では左の腰だけ痛いのは何かの病気なのでしょうか。

今回は、片側の腰（特に左）が痛むときに考えられる病気や、

腰痛にいいストレッチ、腰痛の治し方を紹介します。

左腰が痛い原因は？

左側の腰が痛い原因で考えられるのは、

体の歪みや椎間板ヘルニアで、左側の筋肉や神経を傷めている時、

そして体の左側にある臓器の病気の時などです。

左側の腰痛が起こる可能性があるのは、膵臓（すいぞう）、脾臓（ひぞう）、腎臓、卵巣などの病気ですが、

他にも身体症状が出ている可能性があります。

左腰が痛いときにする楽になるストレッチは？

特に他の身体症状はないけど、腰だけが痛い、という時には、

ストレッチをすることで痛みが軽減されることがあります。

ただ、ストレッチを「痛い」と思うまでやるのはお勧めできません。

痛いのが気持ちイイ！という人もいますが、腰痛を起こしている時は痛くなる手前で止めましょう。

個人により傷めている筋肉や神経に違いがあるので、

俗にいう「腰痛ストレッチ」の全てが左の腰痛に効果的とは言えないのですが、

今回は簡単に出来るもので、腰痛持ちの私が実際やっている簡単なストレッチを紹介します。

＜大殿筋のストレッチ＞

1.仰向けに横になり、深呼吸をします。

2.ゆっくり片足を曲げ、膝を胸の方まで引きよせて、手で膝を持ちます。

3.片足はそのまま真っすぐに伸ばします。

4.痛くなければ10秒程度続けて、もう一方の足も同じように伸ばします。

5.交互に2回ずつぐらい行います。

これはヒップアップ効果もあるストレッチ。寝ながら出来るので体に負担がかかりにくいです。

私も寝る前に毎日続けていますが、朝、腰が痛くて起きられないという日が減りました。

＜オットセイのポーズ＞

1.うつぶせに横になり前に手をのばします。

2.ゆっくり手を手前に引きながら体を反って起こしていきます。

3.痛くなりそうなところの手前でストップ。深呼吸します。

腰痛がひどい時には腰に響きやすいので痛くないところで止めるようにしましょう。

こちらも布団の上で出来るストレッチで、

椎間板ヘルニアで悩んでいた知人の薬剤師に勧められたストレッチです。

左腰が痛いときの治し方は？

では、左腰が痛い時はどうすればいいのでしょうか。

まずは病院で検査をしましょう。発熱などの身体症状がなければ整形外科、あれば内科か婦人科です。

単純に思えますが、これにはちゃんと理由があります。

人は体が痛いと無意識にそれを庇う行動をします。

片方の腰の場合、それを庇うため左右で違う動きをして体が歪んでしまいます。

原因をしっかり知ろうとしないで、鎮痛剤や湿布などでごまかしていると、

歪みが進んで肩こりや膝痛などの二次被害を起こしかねません。

内臓の病気だった場合には、発見が遅れて大変なことになってしまうかも。

鎮痛剤や湿布はあくまで病院に行くまでの「つなぎ」として使いましょう。

関連記事⇒左腰が痛い時の寝方はどちらが上のほうが負担をかけない？治し方は？

まとめ

体の「要」である腰の痛みはとても辛いものですが、

長年患っている人も少なくありません。

腰痛になったら、早めの治療で対策していきましょう。