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足の甲の捻挫か骨折の見分け方は?腫れたらどうする?リハビリは?

      2016/07/06

ashinokounennzakosetu

足の上に重たいものを落としてしまった!!走っているときにつまずきひねってしまった!!

子どもから大人まで、一度は経験したことのある怪我は捻挫ではないでしょうか。

足の捻挫は足首を内側にひねった時に起こりやすく、酷い時には足の甲までに痛みが出ることがあります。

これは過度に力がかかり関節では対応しきれないほどの範囲を超えてしまい負担がかかることで炎症や内出血をおこしてしまうからです。

軽症の捻挫の場合は足首の関節には柔軟性がある程度ある為、冷やすなどして日にち薬のように比較的早く治ることが多いです。

しかし重症の場合、日常的に足の甲の骨は構造上動かしにくい部分の為、一度大きな衝撃がかかるとそのダメージは大きく、骨折に繋がるケースも少なからずあります。

捻挫なのか、それともヒビが入っていたり骨折していたり重症化しているのか。どのように区別し治療していくのか詳しくみてみましょう。

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足の甲の捻挫か骨折の見分け方は

残念ながら、外見では捻挫か骨折かの見分けは難しいです。

皮膚から骨が突出している場合は明らかに骨折ですが、患部が紫色に腫れ上がって応急処置をしても一週間以上の長期間痛みがあったり、患部の足に体重をかけて立つことができなかったり、歩くことができなかったりと、患部が自分で動かすことの出来ない場合は骨折している可能性が高いです。

ある程度痛みを我慢できるようでしたら捻挫と思われますが、高齢者の場合は痛みにも鈍感になりやすく、骨も脆くなって骨折しやすい状態になっていると思われるので、熱を持った腫れがあり痛みがある場合はすぐにでも整形外科などにかかるとよいでしょう。

これは知人の体験で一例にすぎませんが、原付バイクで雨の中を走行中にマンホール上にのった瞬間、タイヤが滑り転倒しました。

頭やその他は異常ありませんでしたが、利き足がバイクに挟まり、足の甲がすぐに腫れ上がって激痛が走ったとのことです。

自分では動くことができず救急車で搬送されました。レントゲンの結果骨折と判明し、2週間ほどの入院をし、手術も行いました。

10年ほど経った今でも、不自由なく生活は出来るものの、寒くなったり雨が降ったりと気圧が変わる気候によりジンジンと痛む程度の後遺症は残りました。この事から、足の甲の骨折は甘くみてはいけないということがよくわかります。

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足の甲が腫れるのは骨折なの?

捻挫でも骨折でも関節内で炎症を起こし、まるで豚足のように真ん丸になり腫れ上がります。ですから、腫れているというだけでも捻挫ではなく骨折になっていたということは十分にあり得ます。

足の上に重たいものを落とした時や歩行や走行の際に起きる足首のひねりはほとんどの方が初期の段階で激痛が走ると思われますが、その他にも疲労骨折というものがあり、なんとなく足の甲が痛いけど動かせる程度の痛みで延ばし延ばし放置した結果、骨折していたということがあります。

この場合は紫色に腫れ上がることもなく、痛みも比較的少ない為気づくのが遅くなり結果的に治療に時間がかかってしまうということです。

病気から発症する足の甲の痛みは痛風や手首によくみられる腱鞘炎などもあり、原因はいろいろ考えられますが、痛みの程度や見た目の状態にかかわらず異変を感じた時にはすぐに病院へ行くことをお勧めします。

足の甲を骨折したらリハビリはどうするの?

骨折の程度によりますが、基本的にはリハビリ通院する必要はありません。

ギプス生活は2週間や長い方で1ヶ月など長期間にわたるため、骨が癒合するまでもちろん安静にするべきなのですが、今までは意識せずとも使っていた筋肉が長期間使うことがない状態が続くと、その骨の周りの筋力が格段に落ち非常に弱っています。

ギプスが取れたら過度に負担がかからないようにテーピングなどで筋肉や関節を保護し、手を使って足の指先からマッサージするような形で少しずつ動かしてみましょう。

強い痛みを伴う場合は無理矢理してはいけませんし、自己流が心配な方は担当医に相談の上、自宅でのリハビリ内容を指導してもらうとよいでしょう。もちろん希望すればリハビリ科に通院することも可能です。

まとめ

足の甲は無数の骨により形成されています。

そのうちの1本骨折しただけでも大惨事になりかねないのが足の甲です。

足の捻挫や骨折、湿布などでアイシングすればそのうち治るであろうと安易に判断し放置していた結果治りも悪くなるなど、よくある怪我だからこそ気を付けなければならないことがよくわかります。

色々な情報に惑わされず捻挫や骨折には多岐にわたり原因が考えられること、又、骨折をして手術をした場合少なからず後遺症が残る可能性があるということ、頭の隅っこに置いて頂きたいです。

過度に不安がることはありませんが、ただの捻挫だから大丈夫!!ではなく、きちんと納得出来るよう診察してもらうことがベストな選択です。

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 - 怪我

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