外痔核に出産後になった。痛みはいつまで続く?治療はどうする?
2016/01/30
外痔核と聞いてもピンとはこないと思うのですが、簡単に言うとイボ痔のことです。
肛門の周りに出来るイボなのですが、肛門のひだひだの一部分が内出血によって腫れて膨れ上がっている状態です。
見た目にも真っ赤に腫れますし、触ると激痛が走ります。
実は私自身もイボ痔持ちなのですが、1人目出産後、半年を過ぎたあたりに初めて発症してから現在に至るまで度々このイボ痔になっています。
さて、私と同じように産後にイボ痔やキレ痔などのお尻のトラブルを抱えるお母さんは、決して少なくないと思います。
ですが、単純に恥ずかしいということもありますし、産後は赤ちゃんのお世話にかかりきりになりますから、自分自身の身体のケアは疎かになりがちになります。
同じ悩みを持つお母さん、特に産後の痔はよくあることですから恥ずかしがらなくて大丈夫です。
今回は私も長年付き合っているこの外痔核について詳しくまとめてみました。
外痔核に出産後になってしまった。
産後、なぜ痔になりやすいのでしょうか。
いくつかの原因があるのですが、大きな要因は便秘です。
妊娠中も産後もホルモンバランスが乱れている状態ですので、便秘になりやすい身体になっています。
授乳をしている方は水分不足になりがちなので、これも便秘になりやすい原因と言えます。
また、出産する時にかなりの強さでいきみますので、そのタイミングで肛門に負荷がかかって痔になることもあります。
私が産後半年で初めてイボ痔が出来たときも、完全母乳で授乳中であり妊娠中と同様に便秘が続いていました。
現在も便秘が続いている時や酷く冷えた時には気づいたらイボ痔があるというような感じです。
もちろん出産をしていなくても、日常的に便秘の方や下半身に負担がかかるようなスポーツをしている方は痔になりやすい体質だと言うことになります。
外痔核も痛みはいつまで続く?
私の経験では、まず、何かお尻に挟まっているような違和感から始まり、トイレットペーパーで拭いた時に初めてイボ痔を確認します。
気づいた時のイボのサイズは大きめのえんどう豆くらいになっています。
その時にはすでに痛みが始まっていますので、便が出る時は出すのも拭くのも本当に痛くて辛いです。
ウォシュレットを使うと痛みが和らぐようなのですが、私は衛生面から使いたくないので使用したことがありません。
個人差があると思いますが、私の場合は毎回発症後2.3日が痛みのピークで、1週間以内には腫れも痛みも治まっている状態です。
治療をせずに放置してしまうと、痛みはもう少し長く続くでしょうし治るにも時間がかかってしまいますから、見た目にも触ってみても明らかにイボが出来ているのであれば、すぐに病院へ行ってください。
男性の医者に診てもらうのに抵抗があるようであれば、女医さんのいる肛門科を探してみましょう。
産後の外痔核の治療はどうすればいい?
治療方法は塗り薬を1日何度か塗るというものです。
症状によっては、炎症止めや痛み止めなどの飲み薬を処方されることもあります。
私が初めて発症した時はさすがにビックリしましたので、すぐに肛門科へ受診しました。
その時に外にできるタイプのイボ痔ですし、薬を塗ればすぐに治りますから大丈夫ですと診断してもらいました。
処方された薬は痔の薬で有名なボラギノールと同じ成分でしたので、その後同じものが出来る時には市販のもので対処しています。
私的な意見にはなってしまいますが、私の場合は市販のもので十分に効果が得られています。
ただ、毎回同じ場所に出来て同じ大きさのものが出来ますので根本的な治療が必要ではないかと手術をすることも視野に入れています。
手術自体もそこまで大がかりなものではなく、局所麻酔をして患部を切開して血の塊を取り除くような手術のようです。
まとめ
少し余談になりますが、私が初めて薬局でボラギノールを買いに行った時のこと。
薬剤師さんの方から『ご主人大変ですね。男性は痔になりやすいから気をつけてあげてください。』と言われ、『いやいや、実は私なのです。』と赤の他人に自らの痔を告白したことがあります。
その場で薬剤師さんと二人で笑ったことが今でも忘れられません。
今でも思うのですが、別に事実を言わなくても、『そうですね。ありがとうございます。』と話を流せば良かったのにと、自分の馬鹿正直にまた笑えます。
私の場合は今でも笑いのネタにするくらいなのですが、人によっては誰にも相談できないくらい悩むことだと思います。
ですが、悩むくらいならまず肛門科を探して病院にいってきちんと診察してもらいましょう。
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