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水疱瘡の薬を顔や目の周りや頭への塗り方のコツは?

   

mizubousoukusuri

痒みのある赤い発疹、熱もある!!という時は水疱瘡に罹っている可能性が高いでしょう。

いずれにしても、子供に症状が出たら親はすぐに小児科へ連れて行きますよね。

現在、根治出来ないウイルスはたくさんありますが、幸いにも水疱瘡の場合は抗ウイルス薬があります。

水疱瘡と診断されたら病院から薬が処方されるわけですが、治療を目的とする薬は二種類あり、ひとつは、体内のウイルスをやっつける飲み薬(アシクロビルや塩酸バラシクロビル)、もうひとつは発疹の症状を抑える塗り薬(カチリ)があります。

ただし、飲み薬に関しては必ずしも処方されるわけではないようです。

この薬の効果が得られるのは、症状が出始めてから2日以内と言われているからです。

ですから、病院に行くタイミングによっては塗り薬のみでの対症療法をしていくということになります。

発疹はお腹などの柔らかい皮膚に多く出ますが、身体中どこにでも出ますので場所によってはかなり厄介ですよね。

今回は、この薬の塗り方のコツを部位ごとに詳しく見ていくとします。

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水疱瘡の薬を顔にはどうやって塗る?

冒頭にお話しした塗り薬はカチリという薬が処方されることが多いようです。

塗り薬の効能としては、痒みを抑える、治りを早くするというものです。

カサブタになるまで毎日数回塗り続けなければなりませんので、根気のいる作業になります。

まず、薬の塗り方ですが、発疹ひとつひとつに被せるようにして丁寧に塗って下さい。

一番良いのは綿棒を使用することです。指で塗ってしまいがちですが、感染するリスクもありますし、爪などで発疹を傷つけてしまう恐れがあるからです。

基本的な塗り方はどこの部位も同じですが、部位によっては気をつけなければならないことがあります。顔に塗る場合、特に額や鼻は汗をかきやすいので、十分に汗を拭き取ってから素早く塗ってあげてください。

また、うちわで仰ぐなどして乾かしながら塗る方法も良いでしょう。

また、顔は痕が残ると目立ちますから、患部を掻いたりしないよう十分に気を付ける必要があります。

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乳幼児は無意識に掻いてしまいますから、絆創膏で保護するなどして触らせないようにしてください。

水疱瘡の時の目の周りの薬の塗り方は?

目の周りの皮膚は非常に薄く敏感ですので、刺激の強い薬は控えた方が良いとされています。

水疱瘡の薬、カチリは抗菌作用の強い塗り薬ですので、皮膚にもよくありませんし、万が一目に入ったりしては危険です。

目の周りにも出来ている場合は、専用の軟膏を処方してもらえます。

他の部位で使う薬とは違って粒子の細かい軟膏になるのですが、どうしても塗りづらいようであれば、無理矢理に塗る必要はないと思います。

水疱瘡の発疹は基本的に自然治癒するもので、薬を使用する目的はあくまでも症状を軽減するというものです。

特に、小さい子供は痒くなくても気になったら触ってしまいます。

発疹に傷がついてグジュグジュになってしまっては、この薬を使う事さえできなくなります。

目の周りは薬を塗る事よりも、触らせないような工夫をする方が結果的に治りが早くなるかもしれませんね。

水疱瘡の薬の塗り方で頭はどうする?

発疹は頭皮にも出る事があります。

髪の毛や頭皮の状態は個人差が大きいですから、塗れるようであれば薬を塗ってあげるくらいの感覚でよいと思います。

目の周りと同じ説明になってしまいますが、絶対に塗らないと治らないというものではないのです。

それよりも、傷をつけないように気をつけることの方が大切ではないでしょうか。

頭皮の場合は、洗髪するときにどうしても爪が当たってしまいますから、特に症状がピークの頃はゴシゴシ洗う事は絶対にしてはいけません。

また、シャンプーは刺激が強すぎるので、ぬるま湯で洗い流す程度に留めておきましょう。洗髪後は必ずドライヤーをかけるのを忘れないようにしてくださいね。

まとめ

水疱瘡の症状は他の感染症に比べて症状は軽いように感じますが、発疹をひとつずつ塗るというのは思っている以上に大変ですよね。

赤ちゃんや幼児だと、薬を塗るだけでも大変なのは容易く想像できます。

じっとして!!と言ってもじっと出来ませんからね。

この病気はいかに痕を残さずに治すことが出来るかにかかっていますので、とにかく発疹が潰れないように何とかして守り抜きましょう。

見えない部分は多少残ってもさほど気にはならないかもしれませんが、顔は絶対に嫌ですよね。

発疹との戦いはしばらく続きますが、必ず終焉が来ます。可愛い子供のためにも頑張りましょう。

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 - 病気

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